• 「3級損害保険鑑定人過去問題解説」

202307【問題7】 電気回路1

問題7 (電気回路1)
次の1および2の記述は、電気回路について述べたものです。(   )にあてはまる最も適切な数値を下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えてください。

1.下図の抵抗の直並列回路において、抵抗R1に流れる電流Iは(   )〔A〕である。

↓                   
↓                   
↓                   

(答え) イ *P29
まず、R2とR3の合成抵抗Rを求める。並列合成抵抗=二つの抵抗の積/二つの抵抗の和
R´=R2×R3/(R2+R3)=40×60/(40+60)=2400/100=24

次に、R1とRの直列合成抵抗を求める。
R=R1+R´=26+24=50Ω
最後にオームの法則「電流は電圧に比例し、抵抗に反比例する」に当てはめる。

I=V/R=100/50=2A

2.下図の直流回路において、抵抗20Ωに生じる電圧が100Vであるとき、電力計の値は(   )〔W〕である。

↓                   
↓                   
↓                   
↓                   

(答え) ウ *P50
抵抗Rに電圧Vを加え、電流Iがt秒間流れたときに、発生する熱エネルギーQは次の公式となる。
Q=I×V×t
V=R×I
Q=I×I×R×t
Q=I2Rt → 「ジュールの法則」といい、発生する熱エネルギーを「ジュール熱」という。

単位時間あたりの電気エネルギーを電力といい、電機エネルギーは、そのときに発生した熱エネルギーに等しい。

P=Q/t=I2×R=V×I=V×V/R=V2/R
P=100×100/20=500W

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

PAGE TOP