• 「3級損害保険鑑定人過去問題解説」

202301【問題7】 電気回路1

問題7 電気回路1
次の1および2の記述は、電気回路について述べたものです。(   )にあてはまる最も適切な数値を下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えてください。

1.下図の回路において、4Ωの抵抗の消費電力が 36Wであったとき、抵抗Rは (   )Ωである。

《選択肢》
ア.2 イ.3 ウ.4



ア.2

(答え)
ア.2 *P47
*回路1と回路2に分かれる。
*一定の回路で、抵抗が半分なら電流は2倍流れる。
P=I²×R
一定の回路において→抵抗:1/4:1/2=電流:3:X=X/4=3/2はX=6 6A
36=I²×4
  ↓
I=3 4Ωで電流3A、→2Ωは6A(→Rも電流3A)
V=3A×4Ω=12V *回路1と回路2に分かれる。
30V 回路全体(回路1と回路2合計)で電圧30V
30Vー12V(6A×2Ω)ー12V(3A×4Ω)=6V
R=6V÷3A(6A-3A)=2Ω

この問題を解くためには、まず4Ωの抵抗の消費電力から電流を求める必要があります。

  1. 電流の計算: 消費電力 ( P ) が 36W で、抵抗 ( R ) が 4Ω の場合、電流 ( I ) は次の式で求められます。 [ P = Ⅰ2×R ] これを Ⅰについて解くと、 [ I = 3A ]
  2. 電圧の計算: 4Ω の抵抗にかかる電圧 ( V ) は次の式で求められます。 [ V = I × R = 3× 4 = 12V ]
  3. 回路全体の電圧: 回路全体の電圧は 30V なので、2Ω の抵抗にかかる電圧を求めます。 [ 30V – 12V = 18V ]
  4. 2Ω の抵抗に流れる電流 ( I_)は次の式で求められます。 I = {18}÷{2} = 9A ]
  5. 並列回路の電流: 並列回路の電流は 9A で、4Ω の抵抗に流れる電流は 3A なので、抵抗 ( R ) に流れる電流は次の式で求められます。 [ I = 9A – 3A = 6A ]
  6. 抵抗 ( R ) の計算: 抵抗 ( R ) にかかる電圧は 12V なので、抵抗 ( R ) は次の式で求められます。 [ R = {12V}÷{6A} = 2Ω ]

したがって、抵抗 ( R ) は 2Ω です。

2.下図のような回路において、流れる電流 I の大きさは (   )Aである。

↓                       
↓                       
↓                       

《選択肢》
ア.8 イ.12 ウ.20
(答え) イ.12 *P29

R=R₁×R₂/R₁+R₂=50/15(Ω)                      
*抵抗R₁と抵抗R₂の和分の積                     
I=V/R=40×15/50=12(A)                        

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