• 「3級損害保険鑑定人過去問題解説」

住家の被害認定基準等と被害認定調査の運用(地震・風災・水災)③

調査方法

①外観目視、②外観目視+内部立入調査
災害による住家被害が発生した場合、災害ごとに定める次の方法で調査を行うこと とする。なお、被害の状況によっては「第4編 液状化等の地盤被害による被害」に 定める方法で調査を行うこともできる。

●地震による被害
地震により被災した住家に対する被害調査は、第1次調査・第2次調査の2段階で 実施する。
第1次調査は、外観目視調査により、外観の損傷状況の目視による把握、住家の傾 斜の計測及び住家の主要な構成要素(外観から調査可能な部分に限る)ごとの損傷程 度等の目視による把握を行う。

第2次調査は、第1次調査を実施した住家の被災者から申請があった場合に実施する。第2次調査は、外観目視調査及び内部立入調査により、外観の損傷状況の目視による把握、住家の傾斜の計測及び住家の主要な構成要素ごとの損傷程度等の目視による把握を行う。

地震による地盤の液状化等による地盤被害が発生した場合や、斜面崩壊等に よる不同沈下や傾斜が発生した場合は、「第4編 液状化等の地盤被害による被害」 に定める方法で調査を行うことも可能である。

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

PAGE TOP