本運用指針は、地震、水害及び風害による下表のような住家被害を想定して作成し たものである。これら以外の災害で住家に被害が発生した場合、本運用指針の考え方 等を参考に、被害認定基準等に基づき適切に被害認定を行う。
災害 想定している住家被害
1.地震 ・①地震力が作用することによる住家の損傷
・②地震に伴う液状化等の地盤被害による住家の損傷
2.水害 ・①浸水することによる住家の機能損失等の損傷
・②水流等の外力が作用することによる住家の損傷
・③水害に伴う宅地の流出等の地盤被害による住家の損傷
3.風害 ・①風圧力が作用することによる住家の損傷
・②暴風に伴う飛来物の衝突による住家の損傷
・③損傷した箇所から雨が降り込むこと等による住家の機能損失等の損傷