プロフィール(profile):

 江戸時代中期(元禄時代)の庶民の生活を基本モデルにしながら、四国と関東で二居住生活を楽しんでいます。元々は、損害保険の営業社員でしたが、47歳でリストラ退職、その後自動車保険、火災新種保険の査定業務を経て、今はフリーで、ライフワークとして「3級損害保険登録鑑定人試験対策」のサイトと「災害対策の支援{(損害保険+建築・電気等)×ⅠTほか}」のコンテンツを作成しています。まだまだ、未熟者ですがどうぞよろしくお願い致します。
(資格に対する反省とチョット後悔を込めて・・・)
*資格を取れば何とかなるとの思いで行政書士、宅建士、1級ファイナンシャルプラニング技能士を受験し、いずれも一回で合格をしました。しかし、資格と仕事で安定した収入を得るということがまったく別もの(異次元のもの)だと気が付いたのは、リストラ退職後ずっと後々のことです。
考えてみれば当たり前のことなのですが、どの資格でも既にその業務の先駆者がいて、中高年の新人が入り込める余地など無いに等しいものです。そういう意味では資格試験の合格は、はじめの一歩に過ぎないと思います。以下は、「損害保険登録鑑定人」に対する感想です。
「損害保険登録鑑定人」の特徴として高い専門性に加え資格者の80%以上が未経験の中途転向組で、経歴もかなりバラエティーに富んでいます。しかもその多くが、40代の人たちです。そのため、新規参入者が特別不利になるということは感じられません。知る限りでは、業界への参入障壁度・難易度は低いものであり、安定した収入の面からも意外にお勧めの資格だと思います。
もしこのサイトが、皆様の損害保険鑑定人試験における一助となるようなら幸いです。ひとりひとりが、年齢、性別にかかわらず活躍できる豊かな社会になることを切に望んで止みません。

 

損害保険鑑定人等
(1)損害鑑定人とは
 損害鑑定人は、「損害保険登録鑑定人」の資格を持ち、損害保険会社などからの委託を受け、中立な立場で公正に、鑑定業務を行っています。

主な鑑定業務、役割​
1.損害鑑定
 火災や水濡れ、台風、地震などの損害の発生後に、損害保険会社等の要請により、発生した財物の損害額を評価し、損害保険会社等が、保険金や共済金を円滑に支払いができるよう支援します。

 事故前の状態に復旧するための修理費の算出が主たる業務ですが、あわせて、保険価額(※)も算出します。​

2.評価鑑定
 損害保険会社が保険契約を行う際に、ビルや工場、プラント施設などを保険の対象を調査し、適切な保険価額や保険金額(※)の算出を行います。

3.事故原因調査
 事故が、保険契約の内容に照らして、保険金の支払いの対象となるかを確認するために、事故の原因調査を行うことがあります。

主な鑑定種目
1.火災保険
普通火災保険、動産総合保険、機械保険など
2.工事保険​
組立保険、建設工事保険、土木工事保険など​
3.賠償責任保険
 施設所有(管理者)賠償責任保険、生産物賠償責任保険、請負業者賠償責任保険、自動車保険対物賠償など​

4.利益保険
店舗休業保険、利益保険など​​
5.地震保険​
地震保険など
参照)公益社団法人 日本損害鑑定協会HP(https://www.laaj.or.jp/)より

(2)「損害保険登録鑑定人」認定試験
①鑑定人とは?
鑑定人は、保険会社から委託を受けて、保険の対象である財物(建物・家財等)の保険価額(時価額)の評価、火災や地震が発生した場合の損害額の算定、事故状況・原因の調査ならびにそれらに関連する一連の業務を行います。

また、一般社団法人 日本損害保険協会(以下「損保協会」という。)が実施する損害保険登録鑑定人試験(以下「鑑定人試験」という。)に合格し、登録された方を損害保険登録鑑定人(以下「登録鑑定人」という。)といいます。

②鑑定業務を行うためには、鑑定人試験に合格することが必要ですか?
鑑定業務は、鑑定人試験に合格しなくても行うことができます。
ただし、保険会社が鑑定業務を委託する際、鑑定人試験に合格していることを目安としていることから、鑑定人試験に合格し、損保協会に登録したうえで、鑑定業務を行っている方がほとんどです。

③鑑定人試験に合格し登録鑑定人となると、損保協会から鑑定人事務所や保険会社の紹介や仕事の斡旋をしてもらえるのですか?

損保協会では行っておりません。

④損保協会で鑑定人試験のための講習会やセミナー等は行っていますか?
損保協会では行っておりません

(3)「3級損害保険登録鑑定人」認定試験実施要領
 受験申請から合格発表までのスケジュール
*詳細は損害保険協会のHP参照
「https://www.sonpo.or.jp/exam/kanteinin/3kanteinin_about/index.html」
①受験申請
年2回 例年第1回目11月、第2回目5月に行っている

②試験日
年2回 例年第1回目1月、第2回目7月に行っている

③試験科目・時間割
「保険・一般常識」
13時30分~14時20分
「電気・機械」
14時40分~15時30分
「建築」
15時50分~16時40分

④受験資格
 特になし。(ただし、以下に該当する者を除く)
以下:
1.暴力団員(暴力団員ではなくなった日から5年を経過しない者を含む。)、暴力団準構成員、暴力団関係企業その他の反社会的勢力(以下「反社会的勢力」という。)に該当する

2.反社会的勢力に対して資金等を提供し、または便宜を供与するなどの関与をしている
3.反社会的勢力を不当に利用している
4.反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有している
5.自らまたは第三者を利用して、暴力、脅迫、威力または詐欺的言動その他違法ないし不当な言動を行っている。
⑤受験料(2026年)
受験料:15,950 円(税込み)

(注)昨今のインフレによる消費者物価指数の上昇等に伴い、試験運営に関する各種費用の値上げが続いているため、2026年度から受験料を15,950 円(税込み)とさせていただきます。

⑥試験のQ&A
1.鑑定人試験、特に3級鑑定人試験は、3科目(「建築免除」の方は2科目)で60点以上でないと合格できませんが、何か効率的な勉強方法がありますか?

  *勉強方法は、人によって異なるので、一概にはいえませんが、過去問題を勉強し、各試験科目の出題傾向の特色等を理解しながら、勉強する方法が良いと思います。

2.一級建築士の資格を有する場合、鑑定人試験を受験せずに3級鑑定人として登録することができますか?

3級鑑定人試験に合格し、損保協会宛に3級鑑定人登録申請を行わなければ、3級専門鑑定人の登録はできません。

(なお、一級建築士もしくは二級建築士の資格を有する方は、3級鑑定人試験の試験科目の「建築」は免除されます。)

3.鑑定人試験には試験科目の免除制度がありますか?
鑑定業務に有用な一定の公的資格を有する方については、試験科目が免除されます。
試験免除を希望される方は、受験申請書類とともに受験免除を証明する書類(免許証・免除等)のコピーを損保協会宛に提出してください。
*上記は、日本損害保険協会のHPより抜粋したものです。 

 この機会に3級損害保険鑑定人試験に合格されることを心から楽しみにしております!!

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